書くのが遅くなりましたが、ポンピドゥー・センター・コレクション フルーツ・オブ・パッションを観て来ました。

兵庫県立美術館で23日まで開催されています。

ポンピドゥー・センターの最新コレクションという事ですが、現代美術はまったく理解できないので、ガイドのテープを聞きながら鑑賞しました。

理解はできないのだけれど、見るのは好きです。少し頭の中が刺激されて柔らかくなるような気がします。

入り口は、ダニエル・ビュレンのストライプの壁画になっています。これは、展示の度に色が変えられる事になっていて、二度と同じものが見られないという作品だそうです。

毎回変化するけれど、ポンピドゥー・センターの所有なのだって。ストライプの幅は8.5cmと決まっていて、この作者は、ずっとストライプばかりを描き続けているとか。

水玉ではなく、ストライプばかりを描く芸術家も居たのですね。

現代美術作品は大型のものが多いですが、見応えのある美術展でした。

何も描かない、という事が描かれているとか、難解なものも多かったけれど。

ツェ・スーメイの「エコー」という映像作品は素直に美しかった。チェロ奏者でもある作者が、緑の鮮やかな山間でこだまを利用して演奏する映像を収めたものです。

最後に展示されていたエルネスト・ネトの「私たちはあの時ちょうどここで立ち止まった」という大きな作品は、ポスターにも利用されているもので、たくさんのストッキングに香辛料が詰められたものが天井からつり下げられています。

意図はまったく理解できなかったけれど、何か心に残りました。

こういう芸術の細部に拘って、何度も試行錯誤の上で作り上げている芸術家たちがいて、それを評価して莫大なお金で取引がされていると思うと、なんだかほっとします。

 

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