明けましておめでとうございます。

クリスマスの後から風邪をひいてしまって、鼻水が止まらず、友達との約束もやむなくキャンセルして家にこもっていました。

30日、31日が奇跡的に暖かくて、一応のお掃除を済ませ、お正月には実家に顏も出すことができました。

今年は子猫が居るから大晦日は自宅で。与えた餌をその場で犬みたいに全部食べちゃうんだもん。

1泊するなら給餌器が居るなあ。

家族と一緒じゃないから大晦日のテレビも見なくて済んで、静かなお正月でほっとした!

大量の本を貸し借りする友人ができて、借りた本が読み切れていないので、お正月にゆっくり読んでいます。

少し前の本だけど、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』がとても面白くて、実家に帰る途中の電車で読んでいたら集中しすぎてマフラーを電車に忘れました。お正月から!

 

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お気に入りだったので、すぐにJR西日本の忘れ物センターに電話をしたら、「ただいま電話が混み合っております」で10分くらい繋がらなかった。お正月から忘れ物をする人は意外に多いのですね。

担当の若い女性はとっても明るく親切で、ちょっとユーモラスでもあって、お正月から働いているのになんて人間ができているんだろうと思わせられた。

正月から電車に忘れ物なんかして、ぼーっとしてるんじゃないよっ!って私なら思っちゃいそう。

近所のユニクロでも、大晦日もお正月も今日も営業してるんだけど、めちゃくちゃ混んでいて、雪の舞う中駐車場の案内の人が忙しく働いてる。なぜ正月にユニクロに皆行きたいのかなと思うけど、働いている人に感心。

今年は夢の実現に向けさらに一生懸命働こうと思った次第です。。。

さて、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』では、本を読むのは癒しであるという事が書かれていました。

私が村上春樹さんの本が好きなのは、癒されるからというのは大きいと思う。

そして、辛いばっかりの本や映画は苦手。何でこの話を読んだり観たりしなきゃいけなかったんだろうと思う。

河合隼雄さんは、心理学者で、心理療法に貢献された方(2007年没)ですが、人は色々な事で癒されるとお話されていて、人を殺す事でしか癒されない人もいるという話になって、先日から気になっていた「冷血」を思い出した。

「カポーティ」の映画はWOWOWで録画していて、お正月から見るのも怖いなあと思っていたけど、他に面白そうな映画も無かったので、思い切って観てみた。

罪の無い一家を惨殺した犯人に取材をして、ノンフィクションの「冷血」を書き上げたカポーティの伝記作品。苦手な領域だけど、とても面白くて一気に観れた。後味も不思議と悪くなかった。

主演のフィリップ・シーモア・ホフマン(2014年没)は、この作品でアカデミー賞の主演男優賞を受賞していて、この映画は他にも色々な賞を受賞しています。

興味を持ったきっかけは、ブッククラブで Haper Leeの"To Kill a Mockingbird"を読む予定だから。

Haper Leeは、Capoteの友人で、「冷血」の取材にも同行しています。映画の中で本の出版から、映画化までが「冷血」の取材と同時期にあった事が分かって興味深かった。

一緒に取材のためにカンザスに向かう際には、Haper Leeはまだ本が出版されていなくて、有名でもない。

犯人たちが逮捕されて、Capoteは単独で犯人の1人Perryにインタビューを重ね、本を書き上げるのに4年を費やした。

その間に "To Kill a Mockingbird" はベストセラーとなり、映画化もされる。

試写会に招かれた Capote は、友人の成功を素直には喜べない感じ。映画の感想も、彼女には聞こえないように、

「騒ぐほどの出来ではない」と呟いている。

しっかり者で倫理観のある Leeと、自己矛盾をいっぱい抱えたまま大作を書き上げる Capote。

どちらも、以後一度も長編小説を書き上げていない。

Capoteは、晩年はアルコールと薬物の中毒に苦しみ59歳で心臓発作で亡くなっている。Leeはまだ存命。

なんだかドラマですね。"To Kill a Mockingbird"も楽しみだし、冷血 – In Cold Bloodも読みたい。これは和訳で読もうかな。。。なんとなく。

ところで、「カポーティ」公開の1年後の2006年にほとんど同じテーマの別の映画が公開されていたんですね。知らなかった。

「Infamous」は、ハーパー・リー役をサンドラブロック、犯人のペリー・スミスをダニエル・クレイグが演じる豪華キャスト。

主演は、トビー・ジョーンズで、外見は彼の方がカポーティに似ているという事ですが、映画の評価は分かれたようです。こちらの作品では、ゲイであったカポーティと犯人のペリーの関係にもっと焦点が置かれているとか。

確かに「カポーティ」の方が完成度が高そうだけれど、こちらも観て見たい。

 

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