本のレビューをあまり書けていませんが、毎日Audio Bookは聞き続けています。

生活の一部で、bluetoothのイヤホンが電池切れになったりするととても困るくらい。

“Room” は、Audibleで5ドルセールをしていて、人気があって聞き取りやすそうな作品から慌てて選んだので、ジャンルもあらすじもあまり知らずに聞き始めました。

5歳の男の子が部屋の中から一歩も出ることが出来ずに母親と暮らしているという設定で、男の子が主な語り手です。

生まれた時からその部屋で暮らしているので、男の子は何も疑問に思っていないし、母親とテレビを見たり、ゲームをしたり、絵本を読んでもらったりして楽しく暮らしています。

テレビの世界は現実でない(食べ物など、一部本物のものもある)と信じて(教えられて)います。

男の子はなぜ部屋の中だけで暮らしているのか。

ジャンルも分からず読み始めたので、特殊能力を持っているために隔離されているとか、恐ろしい姿形に生まれてしまったとか、戦火から逃れるために潜んでいるとか、母親が何かから隠れてるとか、色々想像しながら聞き進みました。

生活用品を届けに時々 Old Nick がやってくると、男の子はワードローブの中に隠れて、そこで眠らなければなりません…

あれ、これって… あらすじをちゃんと読めば書いてあったのですが、母親は19歳の時に誘拐されて監禁され、そこで生まれたのが主人公の男の子 Jack でした。

しまった、他にいっぱい選択肢があったのに、よりによってなんでこんな酷い話を選んでしまったんだろうと思ったものの、そのままストーリーに引き込まれます。

Jackが5歳の誕生日を迎えるところからお話が始まるのですが、母親は精神安定剤を飲まないと暮らせないのに、Jackは元気いっぱいの普通の男の子。

誕生日が終わるのが嫌でなかなか眠らなかったり、同じ絵本を何度も読んでほしいとせがんだり。

母親は、Jackが5歳になったのを機に、出産前に何度もトライして失敗した脱出計画を再び立てます。

今度はJackと一緒のプランなのですが、Jackは Roomの中で幸せなので、外に出たい母親の気持ちがまったく分かりません。

Narrater は、子どもなのかと思っていたら、50歳近くの女性でした。とても素晴らしく、演技と思えない自然さでした。

母親やOld Nickはそれぞれ別の声優が担当していて、演劇のよう。

ストーリーは、脱出に成功した後も続き、現実に起こり得る事で(実際、そんな事件ありましたよね。)、考えさせられました。

何故かとても印象に残っています。

他人を支配することに何の罪悪感も持たない人間や、過酷な体験をした人に心無い言葉を平気で浴びせる人間がいる一方、とても理性的な人、愛情深い人、いつも他人の力になろうとする人も存在してリアリティがあり面白かった。

子どもが語り手なので、英語も分かりやすくお勧めです。

 

 

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