渡辺由佳里さんのブログで2017年の「これを読まずして年は越せないで賞」が発表され、大賞のこの本を著者が読んでいるAudio Bookで聞きました。

アメリカのテレビ番組の事はよく知りませんが、「The Daily Show」という風刺ニュース番組の司会者、南アフリカ出身のTrevor Noahの自伝です。

33歳のTrevor Noahは、アパルトヘイト時代に黒人の母親とスイス人の父親の間に生まれました。異なる人種間で子どもを持つ事が犯罪であったたのがタイトルの理由。

存在が許されていないハーフなので、コミュニティでも学校でも微妙な立場に立たされます。

コメディアンでもある著者が読むこの本は、内容がとても厳しい現実なのに、笑いで溢れています。

人はストーリーを介すると物事を深く理解できると言われますが、この本を聞いて、アフリカがぐっと身近に感じられるようになりました。単純すぎるかもしれませんが、とても不思議な感覚。

人種差別の本や映画はいくつか読んだり見たりしたけれど、同時代の人物で、それも私より若い人の経験は、やはり大きな説得力があります。

どんな状況でも前向きで信心深いお母さんも素晴らしい。最後のシーンは感動してまた泣いてしまいました。

英語も聞き取りやすく、一気に聞けるおもしろさです。

 

 

 

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